胡蝶之夢
舞い散る桜。道化の仮面。たれぞ知るかな妄執の――――
DATE: 2007/04/23(月)   CATEGORY: 日記
お買い物+頂き物
昼食を食べてから、街へ。
雑貨屋を巡りながら、ガラスペンのペン軸を探す。
羽ペンは、段々とぼろぼろになって行くのが不憫で…
私の使い方がまずいのかもしれない。

暫く見なかったけれど、実に様々なペンがあるのだね。
一体型ガラスペン、というものもあった。
全てガラスで出来ていて、日の光を反射して美しい。

…けど、割ってしまうと悲劇だからね。今回はお預け。

金属ペンを、やけに店主に勧められた。
確かに書き味は金属ペンの方が良いと聞くけれど……。
私にはガラスペンの方が合っている。
それに、あのペン先で手を切ってしまった事があるのだよね。


と言う訳で、ガラスペンを色々と物色。
模様の彫りこまれたものや、
色ガラスが縞状になっているものはやはり美しい。

中でも。

内側に金箔の貼られたガラス。
あの美しさは――――素晴らしい。
異国語でヴェネチアンガラス、と聞いた。
遠い大陸にある街で生み出された製法だ、と。

中央の心棒にガラスを巻き、さらにその外側に金箔を。
そして最後に一番外側に色ガラスを――――

私の見たものは、赤と透明の色ガラスだったけれど。
嗚呼、あれは素敵だ。美しい。

欲しいなぁ、と思ったけれど。
値札を見れば想像よりもゼロが多い。

溜息。


いつか、もっとお金が貯まったらね。
そう決意して。今日買ったのは、いつもの単色色ガラス製。
今は、手紙が書けるだけ良いと考えよう。


どうしよう。
どうしよう。
どうしよう。

動揺が、収まらない。

収まらないけれど――――嬉しい。
嬉しい。嬉しい。嗚呼、どうしよう。
幸せの気分。嬉しい……嬉しい。

今にしてあの方が、あんな名前で呼ばれたのか解った
嗚呼なんて光栄、なんて幸せ

あの竜の化身の楽器で爪弾かれたのだろうか。
嗚呼どうして今頃になって気付いたのだろうか!
この週末、窮屈な身の上だったからとは言え…嗚呼!
その日のうちにお礼を申し上げたかった。
時間が空いてしまっては、なんだか気まずい。

ああどうしよう、どうしよう、どうしよう。
是はもう書状でお礼など出来ない。
直接お会いしたときに申し上げよう。



地に響く音が――――言の葉を呼ぶ


素足に伝わる大地の鼓動
体に帯びるかがり火の熱
身を躍らせるに十分な
楽の音に合わせて体よ動け

想う心一つにまとめ
無為な念等捨ててしまえ
足を踏み鳴らし手をくねらせて
流れる汗を意にかえす暇もなく

朧気な声と星の光が
更なる胎動を呼び集める
初めこそは静やかに
やがて此の身を打ち砕くほどに!

素足に伝わる大地の胎動
体に帯びるこの灼熱
想い高らかに打ち叫び、放て
月の光も打ち消さぬばかりに
[ TB*0 | CO*0 ] page top

COMMENT

 管理者にだけ表示を許可する

TRACK BACK
TB*URL
Copyright © 胡蝶之夢. all rights reserved. ページの先頭へ